月明かりに魅せられて

薄氷の上の決意を愛おしく想う

相思相愛、愛し合う幸せな関係で

先日、KAT-TUN LIVE 2018 UNION』の限界鑑賞会を決行してきた。

se7-leciel.hatenablog.com

 

上記ブログに記載した理由でDVD鑑賞に踏ん切りがつかず、付き添い人のもと、やっとの思いで臨むことができた。

今回のブログは、いくつかの楽曲を中心に焦点を絞りながら感想を綴っていこうと思う。

※過大なネタバレ等にならないよう注意していますが、問題等ありましたらご連絡ください。

 

 

 

限界鑑賞会出席者基本スペック

・著者

 声優オタク。情緒がおかしい。

    KAT-TUNを知って約一ヶ月でFC会員入りを果たした新参hyphen。

    SMAP(中居くん担)→関ジャニ∞(横山くん担)→声優オタクという変遷歴。

・Pちゃん

 声優オタク。著者の数少ない友人。

 推しのためなら地方から週一で上京する強いオタク。

 著者に『MOON』をお勧めし沼に叩き落した張本人。

  6→5人時代の有識者

 

 

 

 

 

 ライブ本編感想

現時点で、著者が聞いたことのある楽曲はまだまだ雀の涙に等しい程だったため、セトリの3分の1しかわかっていなかった。

しかし結果論、それでも全力で盛り上がれるほど迫力のあるステージだった。

 

大前提、三人の顔が良すぎる。

前回のブログに載せた写真を見ればおわかりいただけると思うが、カラオケルーム内の大きな3画面で観ることとなったため、前も横も後ろも圧倒的に強い美しさが映し出されているため、ほぼ最後まで悲鳴が止むことはなかった。

(逐一画面に映る顔の良さにビクつきながらヒィヒィ言っていた著者をPちゃんは大爆笑しながら心配してくれた。)

一つ一つの楽曲のパフォーマンスレベルが高すぎて、一息つく暇があるはずもなく、一曲始まれば悲鳴、を繰り返していた。KAT-TUN、恐るべし。

 

 

 

君のユメ ぼくのユメ~Real Face#2

まるで宇宙空間にいるかのような、青と紫とピンクの美しい光の海。

その瞬間を待ちわびたかのように光の中から帰還した3人の姿。KAT-TUNも、hyphenさんも。どれだけこの瞬間を待ちわびたのだろうかと想いを馳せると、自然と涙がこぼれて止まらなかった。

まるでエンディングを迎えたかのような雰囲気であったが、間違いなくこれは帰還であり、始まりであった。

一瞬、これが噂に聞いていたKAT-TUNのライブなのかと目を疑うほどの静けさ、厳かな空気。けれどそこに、力強い意志を持った、彼らの確かな歌声が会場を包むように響き渡る。

3人足並みそろえて、手を重ね高く掲げ。その形がUNIONのロゴマークになった瞬間の感動は、脳裏に焼き付いて離れない。

そして、「これがKAT-TUNだ!」と言わんばかりの、鳴り止まぬ爆音と炎、力強く響き渡る『Real Face#2』にはやくもテンションは最高潮を迎えていた。

 

続く『SHE SAID』~『SIX SENSES』、世代ドンピシャのPちゃんにも深く刺さったらしく、一曲一曲始まるたびにお互い悲鳴を上げ歓喜しながら盛り上がった。

 

 

HEARTBREAK CLUB

この楽曲は初聴きだったが、心の深いところに刺さって抜けない。ずっと頭の中で反芻している。

(最初の中丸くんがカメラに向かって手をこいこいするところが好きすぎて何回も見てしまう)

先ほどとはステージの雰囲気が打って変わり、三人の歌声が全体的に甘さに全振りだったため、ファーストインプレッション、腰を抜かしかけた。

特に、上田くんの特有の綺麗な高音の伸びが甘さを帯びていて言葉を失ってしまう程の美しさに度肝を抜かれた。

続く『KISS KISS KISS』の選曲は「神か…?」と率直に思った。

KAT-TUNは亀梨くんを筆頭に、色気ある魅せ方が本当に上手すぎるのではないだろうかと…

 

 

Polaris

上田くんがピアノ演奏されることは知っていたが、いざこの目で実際にその姿を見てみると、あまりの繊細な音の衝撃に呼吸の仕方を忘れるところだった。

静かに降る雨のように優しい音色に載せて、中丸くんの鼓動のようなHBB、亀梨くんのゆっくり花開くような歌声。

曲名通り、確かに彼らは星のように煌めいて見えた。優しい夜の迎えの歌だな、と思った。

 

 

Love yourself~君が嫌いな君が好き~

ここからソロパフォーマンスの怒涛の流れは、正直一回見ただけじゃ頭が追い付いてくれなかった。

『Love yourself~君が嫌いな君が好き~』では、リフターに乗って会場を見渡しながら歌う姿がとても印象的だった。

(サビ前の中丸くんのしなやかな腕の動きが芸術作品を見ているかのような気持ちになる)

 

亀梨くんのフライングパフォーマンスは見ていてはらはらしたし、「私は今シルクドゥソ○イユでも見ているのだろうか…」と錯覚を覚えたほど。その身体能力の高さとしなやかな美しさ、魅せ方は、まさにエンターテイナーの名にふさわしいと思った。

 

上田くんの『愛のコマンド』は銃の乱射とバイクに驚愕した。が、何に一番驚いたかと言われればこの楽曲をソロで歌ったということだ。元々6人の歌声の重なりからくる重厚感が特徴的だったこの曲をソロで…しかも遜色ないレベルの高いパフォーマンスに鳥肌が立った。

 

中丸くんとエレクトロニカの親和性に無限の可能性を感じていたので、レーザー演出は拳を高らかに上げて歓喜した。ありがとうUNION…。会場に響き渡るHBBとレーザーを自在に従える姿、衣装の相乗効果もあって感涙しっぱなしだった。とにかくかっこよかった。

 

 

BRAND NEW STAGE

圧倒的光属性の歌…!!

声優の推しさんがこの曲を「疾走感があって素敵」と評していたので、とても期待値の高い楽曲だったが、それに違わない楽曲だった。

(オタク二人で終始ソワソワしながら聞いていた)

亀梨くんのラストのソロパートのまっすぐ大空へ向かうかのように、高く力強い歌声がどこまでも印象的だった。

 

 

Ask yourself~Sweet Birthday

充電期間を経たKAT-TUNの、答えと決意の『Ask Yourself』

この楽曲に関しては、前回ブログで想いの重さの丈を綴ったので、もし気になれば読んで頂ければと思う。

この真摯でひたむきな歌から一転、甘く柔らかな『Sweet Birthday』…こんな幸せな気持ちになれるのか、『Ask Yourself』で胸がいっぱいになってどこか苦しかった心を、緩やかにあたたかく溶かされていくような、そんな感覚だった。

後奏で花道を3人横並びで軽やかにステップを刻みながら歩く姿はとても微笑ましく、三者三様の一礼、何よりも三人の蕩けるように幸せそうな笑顔。

KAT-TUNはまさしくアイドルで王子様で、hyphenさんはとにかく愛されているという揺らぎようのない事実に、張り裂けそうだった心がとてもあたたかく満たされた。

 

 

アンコール

怒涛のアンコールに、ここまでくるととにかく今目の前で繰り広げられている会場の映像に想いを馳せながら、全力で楽しむことにした。

正直、アンコールってこんなに出てきてくれるものなのか…!?とPちゃんと2人キャアキャア大興奮した。こんなジャニーズいるのか…!!

『Will Be All Right』前の、互いに終わりを惜しむアイドルとファンの関係性構図に、どうしようもなく胸が張り裂けそうになった。ファンとしてこんなに嬉しいことはないだろう…!

(亀梨くんの意味深のお誘い文句に最後の最後で本気で腰を抜かしてソファから転げ落ちた)

 

 

 

 

 

 

『UNION』鑑賞を終えて、今

前回のブログを、ありがたいことにたくさんの先輩hyphenさんに読んで頂けたようで、非常に嬉しい気持ちです。読んで頂きありがとうございます。

「充電期間後からのファンで、同じ気持ちだった」

「忘れていたなにかを何かを思い出させてくれた」

「歴史にとらわれず、今のありのままのKAT-TUNを楽しんでくれたらいい」

…等の感想を拝見しました。

共感を得られたこと、何かしらが誰かの心に響いたこと、ありのままを受け止めていいという優しいお言葉の数々に、やっぱりhyphenさんのあたたかい歓迎の姿勢に感嘆するばかりです。

 

『UNION』、本当に圧巻のステージでした。

個々の歌唱力・パフォーマンススキルの高さ、会場が一体となってライブを、世界を作り上げていく中に楽曲を聴けば聴くほどのめり込んでいきました。

中丸くんが想像をはるかに超えて先導してファンを盛り上げる姿、上田くんの荒々しさと繊細なパフォーマンスのギャップに驚いたり、常にグループを引っ張てきた亀梨くんの絶対的なパフォーマンスに魅了されたり。

何よりも、個々がその力を、愛を、ファンに向けて惜しむことなく贈り続けてくれる。KAT-TUNとhyphenさんの、互いによる、互いのための幸せなライブ空間であったんだなと思いました。

 

それが当然で必然であるというように「KAT-TUNは永遠なんですから」と言ってくれた中丸くん。

声高らかに宣誓するように「お前たちがいなきゃ俺たちは輝けない」と言ってくれた上田くん。

はにかみながら、ただその一言にすべての愛を込めて「好きです!」と言ってくれた亀梨くん。

 

『We are KAT-TUN‼』と手を取り合う、愛し合う幸せな関係。

愛を贈り、その愛に答えてくれる彼らをまっすぐに見つめて、私も何も恐れることなく応援の声を上げていこうと思います。